こんにちは!エリーです。
このブログ記事では、当時、中高一貫校の私立中学に通っていた私が「内部進学をしない」という選択をし、外部の高校受験をした実体験について書いていきます。
- 今、まさに同じ状況で辞めようか迷っている人
- お子さんが別の高校に行きたいと言い始め困っている親御さん
*これは実体験に基づいた話なので、上記の状況に当てはまる人は参考程度に読んでみてください!
私は私立の中高一貫校に通っていましたが、外部受験をしました。
そして大学付属の高校に合格し、そのままエスカレーターで大学も進学しました。

むしろ高校受験が、その後の人生のターニングポイントだったとも思っています。
当事者目線での高校受験の大変だったことなども書いていますので、親御さんも是非ご覧ください!
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1/21追記
至急とお問い合わせくださった秋●さん
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このページの目次
中高一貫の私立中学から外部に高校受験した理由
まずは、私が何故私立の中高一貫校の内部進学を辞退し、外部の高校受験をしたかについて書いていきます。

私の場合は嫌になった、もう本当にこれだけです。
(人によってはいじめや友達と合わないなどいろいろあるでしょう。)
私の通っていた私立の中学校は、そこまで偏差値は高くない所謂「進学校」でした。
よって、進学校特有の「良い大学に入ることが正解」という教育の元、日々を過ごしていました。
進学校にありがちなことは全て該当していました↓
- 「特進クラス」のようなランク付け
- 中学時代から「東大に行け」と言われる
- 「スカート短くするな」「髪の毛結べ」等、厳しい校則
これら全てが、本当に合いませんでした。(笑)
たまたまテストの成績が良いだけで、特進クラスになり、他のクラスよりも授業数が多かったり、東大に行けと未来が決められそうになったり、校則が厳しかったり。

中学時代でこの有様なのに、高校3年間もこんな生活なんて耐えられない!!!
と中学3年生の春ぐらいから思い始めました。(反抗期が混ざりつつ。。(笑))
そして自分で色々調べ、中学3年の7月頃に、両親に外部受験したいと伝えました(遅)
「中高一貫校に入学し、エスカレーター式の高校があるのはわかっているけど、大学付属の高校を受験したい!」
案の定、最初は以下のような内容を言われました。

まぁ、言い出すのも遅かったですしね。(笑)
今になると親の気持ちは痛いほどわかりますが、当時はそんなことわかりません、行きたくないものは行きたくない。と!
最初はこうは言われたものの、自分で色々調べたりしたものを説明し本気さを見せました。(笑)
最終的に私の両親は「あなたが決めたのなら好きにどうぞ」という親なので、なんとか了承を得ました。
そして、外部の高校受験をすることになりました。
私立中学から高校を外部受験すべきか決めるのは本人
こうして私は、中高一貫校の私立中学に通っていましたが内部進学を辞退し、外部の高校受験をしました。
あれから10年程経った今、このブログを書いている理由は先日このツイート↓を拝見したからです。
学歴や収入よりも、自分の進路を自分で決める「自己決定度」が幸福感に影響しているとの調査結果がまとまりました。https://t.co/xvr5HYkaqI
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年8月28日
「学歴や収入よりも自己決定度が幸福感をあげる」との調査結果。
まさに当時の私は、「外部の高校受験をする」と自分で決意しました。
ちなみに私立中学に通うきっかけは、姉が中学受験したので自然と流れで(?) 受験することになっていました。。(姉は自分で私立に行きたいと言っていました)
中高一貫の高校には行かないと「自分で」決めたからこそ、高校受験を乗り越えることができたし、楽しい自由な高校生活を送ることができました。
そして、この選択がきっかけで自分の考え方や行動が大きく変わったと自分で思っています。
高校時代の部活では、今までやったことがなかったキャプテンをやったり、大学時代は世界各国(5大陸)を旅したり、大手企業の会社員を辞めてブログを書いていたり。。(笑)
今、会社員を辞めたっていう部分で「やっぱり辞め癖がついちゃうのか」と思った人もいるかもしれません。
私は新卒で入社した会社を2年弱で退職しましたが、退職後1年半このブログを更新し続けたスキルを活かして、行きたい外資系の企業に転職できました。

あのまま中高一貫校の高校に進んでいたら、今と同じ人生は「絶対」歩んでいないはずです。
つまり、今迷っている人は「自分で決めれば」後悔なんてしないと思います!
もし仮に高校受験を失敗していたとしても、自分で決めたことなので後悔したとは思っていないはずです。
むしろ他人が決めた選択で失敗していたら、ずっと他人のせいにして生きていく人になってしまうと思います。
あなたがもし親御さんなら、お子さんの意見をどうか尊重してあげて欲しいです。
以前、話題になった「辞める練習」についても同じことが言えると思います↓
失敗する練習、辞める練習は、できるだけ小さい頃に繰り返したほうがいいよね。そのためには、親の精神的支配下からさっさと抜けて、嫌なことは嫌だと言えるようになること。嫌なクラブ活動を辞める、嫌な学校を辞める、その結果を自分で引き受ける。「辞めなきゃよかったなー」ってのも体験しとく。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
日本だと大変だというのもわかる。うちも日本の学校を辞めるときは周囲に絶句されたので、よくわかる。けれど、マレーシアで学校辞めるときは、「それはいいね」「ホームスクール行くのね」と肯定的な反応が多くてこれまたびっくりした。「辞めるの難しい」って人は、国や環境を変えてみるのオススメ。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
あと、学校も会社も日本は、「一旦始めたら最後までやめない」が前提で作られてるんですね。以前大学の運営側に取材したら、「落第させると受け皿がないんで、全員卒業させないとならないんですよ」と。確かに、小学校も中学校も受け皿が少なすぎる。海外に目を向けると選択肢があるんだけどね。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年6月2日
必ずしも辞めることだけが正しいわけではないのですが、「自分で選択する」経験が大事になります。
*親に自分の気持ちを伝えることが1番躊躇するところだと思います。場合によっては、このブログを親御さんに見せてお話を聞いてもらっても良いかもしれません。
中高一貫校の私立中学に通いながら高校受験の勉強で大変だったこと
自分で高校受験を「選択した」とはいえ、私立の中高一貫校に通いながら高校受験の勉強するのは正直大変でした。。

この章では、中高一貫校の私立中学に通いながら高校受験する大変さを共有しておきます。
(大変だったけど「自分で決めた」ことだから乗り越えられたというのもあります)
主に大変だったことは以下の4つ↓
- 勉強は2種類しなければならない
- 周りの友達はほぼ遊んでいる
- 部活は早めに引退した
- 高校受験の推薦はない
では1つずつ解説していきます。
大変だったこと①勉強は2種類しなければならない
私立の中高一貫校に通いながら高校受験の勉強で大変だったこと1つ目は、「勉強は2種類しなければいけないこと」です。
2種類とは、中学の勉強+高校受験の勉強。
私立の進学校は勉強を先取りするので、中学3年の時点で”数Ⅰや化学”の授業が始まっています。
でも高校受験はその内容は出ないので、高校受験用の勉強と中学の勉強を両方しなければなりません。
毎朝、2種類の重い勉強道具を持って通学していたことを今でも覚えています。

無駄になることはないので、心配しないでください!
大変だったこと②周りの友達はほぼ遊んでいる
私立の中高一貫校に通いながら高校受験の勉強で大変だったこと2つ目は、「周りの友達はほぼ遊んでいること」です。
中高一貫校は当たり前ですが、高校受験がないので周りの友達はほぼ遊んでいます。
私は幸いなことに親友が同じ状況で、2人で切磋琢磨しながら受験勉強を出来たので乗り越えることができました。
ただ、大多数の友人は全く勉強モードではないので、流されずに頑張る強い意志が必要になります。
大変だったこと③部活を早めに引退
私立の中高一貫校に通いながら高校受験の勉強で大変だったこと3つ目は、「部活を早めに引退したこと」です。
私立中学の部活は受験がない影響で、引退は秋頃の場合があると思います。
私も皆と一緒に引退したかったけど、8月は受験勉強すると決めたので、少し早めに引退しました。
これも「自分で決めたこと」です。
新たに塾の友達が出来ました。何かを辞めて何かを始めるって多分こういうこと。
大変だったこと④私立中学から私立高校の推薦はない
私立の中高一貫校に通いながら高校受験の勉強で大変だったこと4つ目は、「私立中学は推薦がないこと」です。
学校によりますが、私の通っていた中学は「外部受験=内部進学の辞退」だったので、万が一受験に落ちたら、高校に進学できるというわけではありませんでした。
さらに、私立中学から私立高校の推薦がダメで一般入試のみでした。
(*V模擬や駿台模試の結果で確約が貰える高校もありました。)
私立からの受験はこのように条件はあまり良くない中で「もし不合格だったらどうしよう」と不安になる日はありました。
大変だったこと4つご紹介しましたが、当時は合格したい一心で勉強していたので大変で辛いというよりは、「もし不合格だったらどうしよう」という不安が大きかったです。
ただ、その不安が勉強の原動力にもなっていたのは確かです。
親御さんであれば、そこを支えてあげることが大事なのではないでしょうか。
とはいえ、いきなり高校受験となってもお互い不安だと思います。
- お子さんが高校受験に対して本気なのか
- 親御さんに高校受験が本気なことを伝えたい
上記のような場合、時間があればまずは「ネットで家庭教師」のような無料体験でお金をかけずにやってみる、というのも良いのではないでしょうか。
あなたがもしお子さんなら、親御さんに私立中学の高い学費を出してもらっているので負い目もありますよね。
無料体験をネットで簡単に始められるので、「本気度や誠意」は見せられると思います。


Nettyの講師は、東大・早稲田・慶応など難関大学出身の方なので、受験の大変さについてもよくわかってくれるはずです。
もし、今あなたが私立の中高一貫校に通っていて今後の進路に悩んでいたら、「自分でよく考えて、自分で決めること」が大事だと思います。
*私が好きなちきりんさんのこの本はかなりおすすめです*
このブログ記事を読んで、少しでもあなたの助けになれれば幸いです。
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エリー