こんにちは!エリーです。
今から4年前の9月に「モロッコのサハラ砂漠」に女2人で行ってきました!
2泊3日の現地ツアーでテント泊をしながらサハラ砂漠の大自然を堪能してきました。
- 永遠に続くような炎天下の砂漠の移動
- ラクダに寄ってくる大量の虫
- 暑すぎる日中
- 美しすぎる星空
- 地平線から昇る朝日
今まで世界10か国以上訪れましたが、サハラ砂漠が最高すぎて、モロッコが1番好きな国になりました。
地球の大自然、電気もガスも水道もない非現実的な世界を味わいたい人は、モロッコのサハラ砂漠が本当におすすめです!
- 「Riad house13」の2泊3日の現地ツアー
- 現地ツアーの値段
- サハラ砂漠への行き方
- 2泊3日の現地ツアーの詳細な内容
このブログでは、以上の項目を解説していきます。
このページの目次
【Riad house13】2泊3日サハラ砂漠の現地ツアーがおすすめ!
私が申し込んだサハラ砂漠の現地ツアーは、マラケシュで宿泊した「Riad house13」の砂漠ツアーです。

他にもサハラ砂漠の現地ツアーは多くありますが、選んだ理由は3つです。
- オーナーの知り合いのツアーだから安全
- 原住民ベルベル人の家に宿泊でき「リアルなモロッコ」を感じられる
- 値段も良心的

ネットで検索すると出てきますが、夜にラクダ遣いが逃げ場のない砂漠でセクハラしてくる、などの被害を避けるために安全面を第一で選びました。
結果的に、他の現地ツアーでは体験できない「ホームステイ型」のリアルな経験ができたのでかなりおすすめです!
【Riad house13】2泊3日サハラ砂漠の現地ツアー値段
「Riad house13」の2泊3日ラクダツアーの値段は、1,600DHでした。(2014年)
レートにもよりますが、約2万円ですね。

■料金
- 1名での参加 お一人1,850DH
- 2名での参加 お一人1,600DH
- 3名以上での参加 お一人1,550DH
■ツアー代金に含まれるもの
- 宿泊代
- 食事代(1日目夕食、2日目の3食、3日目の朝食)
- ラクダ代
- ミネラルウォーター代(ラクダツアー中)
- ラクダ遣い案内代
では次の章では、ツアーの詳細な内容の前に、サハラ砂漠への行き方をご紹介します。
【モロッコ】サハラ砂漠への行き方
上述のように、私はhouse13の現地ツアーを選択しました。
申込む現地ツアーによりサハラ砂漠への行き方は多少異なりますが、私のルートを紹介します。

値段:250DH
マラケシュからメルズーガには、バス「スープラトゥールバス」で移動。約12時間の長旅。
正確にはバスが途中でぶっ壊れたので14時間くらい乗車していました。

幸いなことに(?)、バスは周りに何もない田舎の一本道で壊れたわけではなく、人がある程度はいる小さい街でぶっ壊れていました。
私は普段通りバスで爆睡していたのですが(笑)、バスの乗客で唯一英語が話せた男性が、

と親切に教えてくれました(にっこり)
しかも、バスが壊れるってどこが壊れたと思いますか?
正解は、シフトレバー!

車のドライブとかバックとか操作する最も大事な部分が、なぜか引っこ抜けてました(震)
例え治ったとしても怖い場所が破壊・・
しかも更に怖いことに、急に大雨と雷が鳴りだしてコンディション最悪(笑)
モロッコ旅最大の目的地、サハラ砂漠に行けなくなるのは困るので、タクシー相乗りしてなんとか脱出しようか話し合っていたとき・・

バスが治ったとのこと!!!
でも、バスが壊れて停まっていた場所の”地元の青年”たちが一緒に手伝って治していたので恐怖しかないww
バスはなんとか治ったらしいけど、変にちょっとだけ進んで、今度は本当に人がいないような道でまた壊れたらどうしようと恐怖に怯えながらも出発。。
それでも安定の爆睡していたら、無事にメルズーガ村に到着しました!
やっと次の章から、砂漠ツアーの内容を解説していきます!
【サハラ砂漠現地ツアー1泊目】バギー3人乗りで爆走&テント泊
メルズーガ村に何とか到着したので、サハラ砂漠の2泊3日現地ツアーが始まります!
メルズーガ村にバスで到着すると、house13の友人(アスー)であるラクダツアーの運営者と合流します。
まずは車でアスー宅へ行き、夜ご飯を振舞ってくれました。
その後は、今夜の宿であるサハラ砂漠のテントに「ラクダで」向かう予定でしたが、、
上述の通り、バスが壊れて到着が2時間ほど遅くなってしまったので、
急遽、、、
バギー!

翌朝撮影。
このバギーに、アスーと私と友人のまさかの3人乗り!
そして電気がない真っ暗な夜のサハラ砂漠をまさかの大爆走!!!!!
もちろん電柱1本ない、目印が何もない真っ暗な状態で、光の速さで大爆走!!!

もはや私たちにはまっすぐ進んでいるのかもわからない状況!!!!
というか爆走するから砂が大量に飛んできて目があけにくい!!
ただし「このサハラ砂漠に振り落とされたら絶対に死ぬ」という冷静な判断の元、2人で必死にしがみつきました(笑)
もはや一周周って笑えてきて、大爆笑していました。
なんとか無事に、本日のお宿「サハラ砂漠のテント」に到着・・・・!

1泊目のテント(翌朝撮影)
バギー爆走中は全くわからなかったけど、満天の星空が空一面に!!!!!
夜は、外に簡易なベッドを用意しといてくれたので、星を見ながら眠りにつきました。

青空ベット(翌朝撮影)
私がどこでも寝れる体質なのもありますが、寝心地良かったです!(笑)
【サハラ砂漠現地ツアー2泊目】原住民ベルベル人の家に宿泊
1日目の夜は全く見えていませんでしたが、周りが明るくなり目を覚ますと辺り一面が砂漠に!
サハラ砂漠に来たことを初めて理解しました。(笑)

意外としっかりした作りのテント
朝ご飯は、パンやオムレツなどを用意してくれました。

至れり尽くせり・・!
朝食後は、私を運んでくれるラクダちゃんとやっとご対面(笑)

2日目の宿「原住民ベルベル人の家」に向けてひたすら歩きます。
ここからはアスーではなく、ラクダ遣いの青年が登場!(いつの間にどうやって来たのか・・)

当たり前ですが、日差しを遮るものは何もなく、ひたすらに暑い・・!
現地で購入したターバンを顔にぐるぐる巻きにしていました。

ラクダはゴツゴツしているのでずっと乗っているとお尻が痛くなります。
途中で降りて歩いたり。
日中はラクダに虫(ハエ)が大量発生しますので虫が苦手な方は覚悟を。
恐らく3時間ほどかけて、2日目のお宿「遊牧民(ノマド)の家」に到着!

左が私たちのテント(簡易)、真ん中に見えるのが、遊牧民の家です。

拡大版。ビックリするけど、これがお家。
ちなみにトイレはないので「青空トイレ」です。
暑いはずなのに、熱いミントティーが本当に美味しくて沁みました。

お昼は、サラダとフルーツ!

量が尋常じゃなく食べても食べても減らない・・
ベルベル人の方にせっかく作ってもらったからには、頑張って食べねばと無心で食べる(笑)
日中はフリータイム!といっても本当に何もない。
ラクダ遣いの青年とターバンの巻き方レッスンをしたりしてました(笑)

そして日中は熱中症になるような暑さ。でも日本のように湿度はありません。
ラクダ遣いの青年に「暑い!!!!」と熱弁すると、
「ベルベルシャワー行くか!」と提案され行くことに。
ベルベルシャワーとは・・・

がっつり井戸
井戸!!!平成生まれの私には馴染みのない井戸!
多くの動物も水を求めて遊びにきていました。

写真後方には、”放し飼い”のラクダが(笑)(笑)
そして頭上から思いっきり水浴びしました!!生き返った!!!!
夕方には、暑さは落ち着きます。(虫もいなくなります)

ラクダちゃんたちのお散歩をしました。
夜は、モロッコの代表料理「クスクス」

これも食べても食べてもなくならない・・・・(笑)
そして本日も満天の星空の元、就寝。
星の写真がなくて非常に残念ですが、天の川と流れ星が常に綺麗に見える環境です。
この星空を見て、日本から遥々来てよかったと実感しました。
【サハラ砂漠現地ツアー3泊目】朝日鑑賞&4時間移動
サハラ砂漠現地ツアー3日目の朝は、ちょっと早めに起きラクダで移動して朝日を鑑賞しました。

サハラ砂漠には視界を遮るものが何もないので、隣国アルジェリアの地平線まで見えます。
そしてその地平線から昇ってくる朝日を見ると本当に感動しました。
朝日の写真は、携帯と私の技術では逆光で全く写らず。。(笑)
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参考までに、地球の歩き方のインスタ。
3枚目の星空の写真が綺麗すぎる・・!
ちなみに、本物は写真より100倍くらい綺麗です(笑)
この絶景見たい人は、モロッコまで行きましょう!
そして最終日はメルズーガ村のアスー宅まで戻らなければいけないので約4時間の大移動です。

4時間はさすがにお尻が痛い(笑)
でも帰るのは寂しい!という葛藤。
最後に、サハラ砂漠のお土産として、砂を少しだけ持ち帰りました!
ずっと砂漠が続いていくように見えたけど、歩き続けるとついに到着。

私を運んでくれたラクダちゃんとラクダ遣いに感謝し、お別れ。
最後に、アスー宅でシャワーを浴びさせて貰い、サハラ砂漠ツアーを大満足で終えました。
4年前の話ですが、ブログをスラスラ書けるくらい思い出に残っている旅です。

サハラ砂漠に興味ある方は、是非このブログを参考にして行ってみてください。
エリー